普段使わない個人の家財道具などの物件を収納する貸しスペースのことを、トランクルーム・レンタル収納などと呼ぶ。倉庫業法には基づかないため、主に不動産賃貸借契約に基づく場合が多い。
遊休地の有効利用、または「埋まらないテナントをトランクルームとして活用したい」という不動産オーナー。もしくは、「不動産投資として、いちからはじめたい」というサラリーマン投資からも注目を集めている。
街中でもトランクルーム、レンタル収納が見られるようになったが、実際にはどのような市場なのだろうか。
昨月、公開された「トランクルーム・キュラーズ」を所有・運営する株式会社キュラーズによる、「トランクルーム市場(屋内・屋外含む)に関する市場規模と成長予測に関する最新の調査結果」を抜粋して紹介する。
■「トランクルーム産業市場動向調査」による最新の試算
キュラーズが毎年実施する「トランクルーム産業市場動向調査」による最新の試算では、トランクルーム市場(屋内・屋外含む)は全国で7,300店舗とファミリーレストランの店舗数(約9,000店舗※1)に匹敵する規模へと増加し、延べ室数は340,000室を超え、468億円の市場規模へと拡大し
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