収益用不動産の売買・仲介などを手掛ける武蔵コーポレーション(さいたま市)は、セリュール(東京都中央区)が開発・製造するオートロック式の電子錠「DECIMEL(デシメル)」を管理物件に本格導入する。
最近は、スマートフォンや通信可能な電子錠を使ってドアの開閉・管理を実施するスマートロックが話題となっている。犯罪防止の観点から賃貸物件で設置が進むことに期待が集まるものの、現状の多くは不動産管理会社での試験導入か、一部の建物に対応したにとどまっている。
そうした現状からの脱却を目指す。11月時点ですでに372戸に対してスマートロックの設置を完了した。12月からスピードを上げて毎月100戸ペースに設置していくほか、これから売買を行うすべての自社再生物件にスマートロックを導入する予定だ。
デシメルは玄関ドアに後付けできる電池式。ドアが閉まると自動施錠し、デシメルに搭載したテンキーで暗証番号を打ち込むか、専用アプリをダウンロードしたスマートフォンで解錠が可能。
主な特徴は、@既存のドアを閉めるだけで鍵がかかるオートロックドアA専有アプリで手持ちのスマートフォンが鍵になるB暗証番号でも解錠できるため鍵を持た
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