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シニア住宅市場の拡大、投資マネーも虎視眈々

不動産投資全般/商品・サービス ニュース

2017/02/25 配信

人口減少の中で有望と見られているのが高齢者向けのマーケットだ。これは住宅・不動産業界を問わず共通の認識となっている。

昨年9月に市場創設15周年を迎えたJリート(不動産投資信託)は、ヘルスケアリートの将来性に期待している。現在、日本ヘルスケア投資法人、ヘルスケア&メディカル投資法人、ジャパン・シニアリビング投資法人の3銘柄が上場している。

ヘルスケアリートは、「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)や「有料老人ホーム」などを取得して運用し、投資家に安定した配当金を支払うのを売りとする。もちろん、一般株と同様に上場銘柄の投資口価格(株価に相当)が上昇すれば売却益を得ることも可能だ。

ヘルスケアリートは、資産運用規模が小ぶりなため市場規模が小さいのが現状であり、2015年4月以降に介護報酬の引き下げや優良物件、サ高住などの運用で必要なオペレーター数が少なかったり、入居者の事故多発、信用度の低い事業者による運営がネックとなって国内外の機関投資家のマネー流入が進まなかった。

しかし、最近は信用度の高い企業が参入する例が多く、徐々に有望なマーケットとしての認知度が広がっている。2017年度税制改正で供給

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