遊休不動産などの有効活用例として大型コインランドリー投資がじわじわと注目を集めている。従来、土地持ちオーナーはアパートやマンションといった賃貸住宅を建てて運用したり、時間貸し駐車場にする例が一般的だった。だが、コインランドリーフランチャイズ展開のmammaciao(=マンマチャオ、本社・横浜市/東京本部・東京都港区)は、地主や投資家に対して従来とは嗜好の違う投資先としてコインランドリー運用を推奨する。
同社はマンマチャオのブランドで展開しており、加盟店舗数は今年9月に370店、2020年9月までに上場と1000店舗展開を目指す。三原淳社長は、「コインランドリー出店数も毎年5%ずつ成長している」といい、厚生労働省の「コインオペレーションクリーニング営業施設数の推移」によると、1997年に1万739店だったものが、2013年には1万6693店にまで増えており、業界予測のコインランドリーの店舗数は2017年度に1万8000店舗に達する。
女性の社会進出に伴い共働き世帯が増えていることや、訪日観光客に伴うインバウンド需要をにらんでいる。実
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