通常、賃貸住宅を扱う不動産会社は、部屋探しをしている入居希望者から内見を希望されると、その部屋の管理会社に電話をかけ、自分の名刺をFAXで送り、宅建業者であるという身分証明をした後、内見時間を予約し、部屋の鍵情報(保管場所や暗証番号等)を確認し、入居希望者を案内するという流れで内見を行っている。
しかし、この流れは仲介会社、管理会社双方にとって手間がかかり、そのため入居希望者が効率よく部屋探しができなくなり、延いては賃貸オーナーの機会損失につながることも多くあった。
この度、イタンジ(東京都港区)は、賃貸住宅の入居希望者の内見予約を手配する不動産仲介会社が、素早くオンライン予約できる内見予約自動化システム「内見予約くん」を開発し導入した。
「内見予約くん」は、仲介会社の内見予約受付作業や鍵情報の照会作業をウェブで自動的にできる。仲介会社は、電話の音声ガイダンスで内見パスワードを確認し、内見予約くんにログインするだけで、内見可能な時間や鍵情報がわかる。24時間365日、直前の時間まで内見予約が可能。
内見予約一連のやりとりが完全自動化でき、管理会社は電話対応が軽減され、予約の重複などのトラブルも
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる