リノベる(東京都渋谷区)は5月11日、同社が提供するスマートハウスプランを利用した引き渡し済み件数が2017年4月末時点で10件を突破したと発表した。同社は、不動産会社やリフォーム会社、一般消費者のマッチング事業を手掛けており、新築で一般化しつつあるスマートハウス機能を既存の賃貸住宅向けに導入するサービスを3月末にリリースした。
スマートフォンを使い生活リズムに連動した照明の自動制御や家の中の照明をワンボタンで一括制御できるのが特徴だ。コミュニケーションロボット「BOCCO(ボッコ)」を介しながら天気予報やゴミ出しの日など居住者が必要とする情報も音声で知らせる機能を持つ。
顧客からは、「布団に入ったまま部屋の明かりをスマホで操作できるのはありがたい。特に子どもが生まれた後に便利さを実感している」といった評価を得ている。また、「BOCCOには単純に興味があったし、夫婦間のコミュニケーションツールとして仲介してくれる存在として期待している」といった声もある。
賃貸住宅のバリューアップ手段の一つとして、今後の動向が注目されるところである。
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