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不動産投資家予備軍の勉強の場として官製相場のJリート活用も

不動産投資全般/Jリート・小口化商品 ニュース

2018/06/09 配信

「不動産投資をするには大金が必要だ。マンション、アパート、商業店舗など様々なタイプの収益物件が世の中には存在するが、どれもこれも数千万円から数億円と一般サラリーマンでは手が届かない価格帯。中古ワンルームでさえ数百万円単位のおカネが必要になる」

と半ばあきらめている不動産投資家予備軍は多いのではないか。

そうした初心者向けの商品がある。不動産投資信託(Jリート)だ。株式投資と同様に証券取引所で上場銘柄を売買できる。

不動産投資法人が投資家(機関・個人)からおカネを集めてマンションやオフィスビル、商業施設などを購入、その賃料や物件の売却益を分配する、投資家にとってはインカムゲイン狙いの金融商品である。

米同時多発テロ前日の2001年9月10日、東京証券取引所に大手不動産会社系列の2銘柄でスタートを切り、現在は59銘柄が上場している。銘柄によって投資対象とする不動産の多様化が進んでいる。

オフィスビルやマンション、ショッピングセンターなどの商業施設、ホテル、サービス付き高齢者向け住宅など高齢者賃貸住宅、物流施設、最近は太陽光発電などに投資するインフラ系も登場。それぞれのタイプに特化したものから複数を組

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