2018年8月に森ビルが1年間の予定でエアーシャトルの社会実験を始めた。エアーシャトルとはニューヨーク市に拠点を置くVia社によるサービスで最先端アルゴリズムによるオンデマンド型シャトルサービス。
海外ではすでにニューヨーク、シカゴ、ワシントンDC、ロンドン、アムステルダムなどで導入されており、約3,500万人が利用しているという。
この新たな都市内交通サービスの登場により、都市内での経済活動の活発化や新たな雇用の創出などの効果が確認されてもいるという。
森ビルの社会実験は六本木ヒルズ、虎ノ門ヒルズなど同社物件のある範囲で行われており、おそらく乗車距離は非常に短いはず。
だが、これに注目したのは世の中全体で車離れが言われる中、短距離での自動車ニーズ、ちょい乗りとでも言えば良いだろうか、は非常に旺盛だという点である。
代表的なものとしては近年急速に増加しているカーシェアリングである。
2018年3月の公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団の調査によると、わが国のシェアリング車両ステーション数は1万4941カ所(前年比16%増)、車両
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる