貸会議室大手のアットビジネスセンターが「ひとり会議室」という、引きの強いネーミングの新ビジネスを始めた。といっても、一人で会議室を使うわけではない。対象にしているのはWEB会議場所難民だという。狙いを聞いた。
そもそも、リアルな会議自体が無くなるのではないかという危機感がベースにあるとアットビジネスセンターを経営するハッチワークの大竹啓裕氏。「スカイプに続き、WEB会議に最適なZOOMというサービスが登場。自分たちで使ってみて、これは素晴らしいと思いました。使い方を紹介する書籍を出し、基本的な使い方をマスタ―してもらう養成講座を主催するなどしているのですが、一方でこれが普及したらリアルな会議室は不要となり、我々の運営する貸会議室ビジネスもダメージを受けるのはないかと思ったのです」。
そもそも、貸会議室ビジネスは意外にアイドルタイムがある。せっかく箱があるのに使われていない。その無駄になってしまう貴重な時間を少しでも活かせない
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