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横浜・関内で築55年ビルに、地域のハブとなるシェアオフィスなどが誕生

不動産投資全般/商品・サービス ニュース

2019/06/03 配信

窓辺に近いコワーキングスペース。1カ月単位あるいはドロップインで1日単位で借りられる。料金は1カ月1万7000円、1日で1500円
窓辺に近いコワーキングスペース。1カ月単位あるいはドロップインで1日単位で借りられる。料金は1カ月1万7000円、1日で1500円

横浜市の旧市街地・関内の昭和38年築オフィスビルを利用してシェアオフィス、コワーキングスペース「G Innovation Hub Yokohama」がオープンした。

関内は1859年の日米修好通商条約で設置された横浜で最初に開港した場に由来する歴史ある地で、みなとみらいのような新たに開発されているまちに比して言うなら、旧市街といえる場所である。馬車道、中華街、山下公園などといった昔からの横浜の観光名所が集まり、神奈川県庁舎、横浜市役所などの官公庁が集まることからもそれはお分かりいただけよう。

だが、その地域に変動が起こりつつある。1980年代から開発が始まったみなとみらいに大型オフィスビル、住宅などが増加、さらにその対岸にある北仲地区に市役所の移転が控えているのである。関内の複数のオフィスビルには市役所機能が分散しており、それが新市役所に集約されるとすると関内の空洞化は否めない。新たにそこに進出してくる企業があるかどうか。

そんな中、生まれた新たな施設は4つの要素

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