東急住宅リースが東京23区及び東急沿線を対象に空き家を自己資金ゼロで賃貸物件の変えるサブリースの新しいプラン「プリペイド賃貸」をスタートさせた。
この仕組みで注目すべきは最初の時点でリフォームの工事費や片づけなどに充当する費用が家賃の前払いとして支払われること。自己資金がないからと放置せざるを得なかった空き家等をきれいにして貸せるようになるのである。
具体的に内容を見ていこう。
■集合住宅、一戸建て、築年数を問わずに利用可能
まず、対象となるのは前述した通り、東急沿線にある空き家で戸建や分譲マンション一戸から借りてもらえる。従来の同社のサブリースでは築10年以内の集合住宅であることが条件となっていたそうだが、今回は新耐震基準に適合していれば築年数不問で一戸建ても対象となる。空室期間、空き家期間の条件もない。
ただし、駅からは徒歩10分圏にあること、抵当権、根抵当権等の担保権が設定されていないこと、同社指定による工事を実施すること、一定金額以上の前払いの場合は火災保険・地震保険への加入を必須とし、同社で質権を設定することが条件となる。
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