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意外とコスパが良い?「法人用ビジネスカード」。個人や中小事業者向けで4月から格段に便利に!

不動産投資全般/商品・サービス ニュース

2020/04/25 配信

プラチナカードの付帯特典、
すべて使い切っている?

今回のテーマは、クレジットカードのなかでも個人事業主や中小事業者に向いた「ビジネスカード」だ。ビジネスに役立つ付帯特典が用意され、使い方によっては高いコストパフォーマンスを実現するかもしれない。不動産投資家にとっても、金銭管理は大きな手間。ビジネスカードで効率化できるかもしれない。

ビジネスに特化した付帯特典が特徴の、ビジネスカード。不動産投資家に役立つサービスもあるだろう。
ビジネスに特化した付帯特典が特徴の、ビジネスカード。不動産投資家に役立つサービスもあるだろう。

クレジットカードといえば個人向けがメインで、読者のほとんどが何らかを保有しているのでは? クレジットカードには通常、「一般」「ゴールド」「プラチナ」「ブラック」のグレードにわかれるが、高額所得者であればプラチナカード以上を持っているかもしれない。

プラチナであれば、年会費は2万円台~15万円前後といったところ。旅行や飲食店などの手配を依頼できるコンシェルジュ、宿泊施設などの優待、高級レストランなどの割引、無料空港ラウンジといった付帯特典が特徴で、それらサービスはまさにプラチナレベル。

一度持つとなかなかやめられないというが、一方で、これら付帯特典を使いこなせるかというと、疑問なところ。なんとなく持ち続け、高い年会費を払っている人は少なくない。プラチナカードに限らず、一般カードやゴールドカードの場合も同じだ。

そこで考えたいのがカードの切り替えだが、提案するのは冒頭で挙げたビジネスカード。ご存じだろうが、クレジットカードには一般的な個人向けとは別に、大手企業や個人事業主に発行される「コーポレートカード」と、中小企業や個人事業主向けの「ビジネスカード」がある。不動産投資家は個人事業主や中小事業主に該当するケースが多いので、ここでは後者を主軸に話を進めよう。

経費の処理や福利厚生などに
便利なサービスが付帯

ビジネスカードを持つメリットは、以下のようなことが考えられる。

・経費精算の透明化・負担軽減
経費の支払いをビジネスカードに集約させると、利用明細に記載されるので、後の処理が煩雑にならない。また、政府は今年4月から、クレジットカードや電子マネーなどキャッシュレス決済による経費精算で、データ管理にするなど一定の条件を満たせば、領収書の原本保存を不要にすると発表。ビジネスカードで支払うと紙の領収書がいらなくなる。

・ビジネスに役立つ付帯特典
経営の改善分析や無料の経営相談、オフィス機器のレンタル優待、会計ソフトとの連携など、ビジネスに役立つ特典を豊富に用意。出張費の削減や接待、福利厚生向けのサービスも。ただし、具体的な内容はカードにより異なる。

・キャッシュフローの改善
一括であれ分割であれ、カード決済にすることで支払いに猶予が生まれ、キャッシュフローをうまく回せるようになり、ポイントもたまる。法人税などの国税や一部地方税もクレジットカード払いができるので、分割にすれば負担軽減になることも。

具体的には、どういったカードがあるのか。いくつか取り上げよう。

■三井住友ビジネスカード for Owners

発行元:三井住友カード
年会費:本会員1375円(税込)、パートナー会員440円(税込)/人

三井住友ビジネスカード for Owners。一般カードの年会費は1375円(税込)とリーズナブル。ビジネス系のサポート込みでこの水準は、かなりコスパが高い。 出典:三井住友カード公式サイト
三井住友ビジネスカード for Owners。一般カードの年会費は1375円(税込)とリーズナブル。ビジネス系のサポート込みでこの水準は、かなりコスパが高い。
出典:三井住友カード公式サイト

登記簿謄本・決算書不要で申し込み可能。対象店舗で使うとポイント5倍、最大3つまで対象店舗を登録して決済に使うとポイント2倍に。

海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)し、ショッピング補償も用意。オフィス用品の配送、レンタカーなどを優待するビジネスサポートサービス、国内外数1000ヵ所の契約宿泊施設やスポーツクラブ、人間ドックや英会話学校などの幅広いサービスを割引料金で利用できる、福利厚生代行サービスもラインナップ。

一般カードだけではなく、さらに付帯特典などが充実したゴールド、プラチナカードもあり。

■アメリカン・エキスプレスR・ビジネス・カード

発行元:アメリカン・エキスプレスR
年会費:1万3200円(税込)、追加カード6600円(税込)

空港ラウンジや手荷物宅配など、出張時に役立つサービスを用意。カード決済でたまったポイントはマイルへ移行、アイテムの交換などに使える。 出典:アメリカン・エキスプレスR公式サイト
空港ラウンジや手荷物宅配など、出張時に役立つサービスを用意。カード決済でたまったポイントはマイルへ移行、アイテムの交換などに使える。
出典:アメリカン・エキスプレスR公式サイト

カードご利用情報を「クラウド会計ソフト freee」に自動的に取り込むことが可能。最新のカード利用額や、過去の利用代金明細書(PDF形式)がウェブサイトやスマホアプリで、いつでもチェックできる。

利用明細はCSV、Excelファイル形式などでダウンロードすることも可能だ。ビジネス目的のカード利用分を必要な分だけオンライン・サービスからリボ払いに変更できる「ペイフレックス あとリボ for Business」も用意。

ビジネス情報サービスの「ジー・サーチ」年会費無料、福利厚生サービスの年間登録料無料。国内線を搭乗直前まで予約、変更、キャンセルできる法人専用運賃「eビジネス6」の利用、海外出張先での24時間日本語サポート、空港ラウンジなどのサービスも利用できる。一般カードのほか、ゴールド、プラチナカードも用意。

■UC法人カード

発行元:クレディセゾン
年会費:1250円(税抜)

付与されるのは「永久不滅ポイント」。有効期限がないので、持て余すことがない。出張や接待に役立つサービスも多数。 出典:UCカード公式サイト
付与されるのは「永久不滅ポイント」。有効期限がないので、持て余すことがない。出張や接待に役立つサービスも多数。
出典:UCカード公式サイト

宿泊やハイヤー料金の優待、ビジネスツール、経理アシスタントサービスなどの優待、健康・福利厚生サービスを提供する「Visaビジネスオファー」の利用が可能(Visaブランドの場合)。

Mastercardブランドを選んだ場合は、「Mastercardビジネスアシスタント」が付帯する。文書管理サービス、海外アシスタンスデスク、利用明細書会計ソフト仕分けデータ作成サービスといった、ビジネスユースの付帯サービスが多数。一般カードだけではなく、ゴールドカードもあり。

このように、便利なサービスが使えるビジネスカードは多岐にわたり、ここで取り上げたもの以外にもたくさん。不動産投資の場合、個人も多いが法人を設立している人もいるので、「実用的なサービスを使いたい」「出張や福利厚生にカードを役立てたい」といったニーズがあるなら、保有を検討しては?

出張が多いなら旅行傷害保険や空港ラウンジサービスが充実しているなど、カード保有の目的と付帯サービスを照らし合わせて絞り込むことだ。

もしくは、いま持っている個人カードを使いこなせていないなら、ビジネスカードに切り替える手もある。選んだカードによっては年会費が下がり、かつ有効なサービスが使えるようになることも。上手に活用したいところだ。

健美家編集部(協力:大正谷成晴)

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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