新型コロナウイルスの影響で、飲食業を始め、閉店を検討せざるをえない企業は少なくない。しかし、このような状況下でも、新たに出店や起業を検討している人や企業も実はたくさんいるようなのだ。
いま、閉店を検討する企業と、出店を検討している企業をつなぐマッチングサービスが活況だ。
解約通知前の退去物件を掲載
3月にスタートしたサイトに1000社が登録
緊急事態宣言に伴う休業要請によって、閉店や廃業を余儀なくされる事業者がいる一方で、出店を希望する人や企業もいる。新規出店する際に、イチから厨房を構えるには、コストがかかるが、同業種の閉店するお店を引き継げば、リフォーム費用をはじめ、必要経費を抑えることができる。閉店する企業にとっても、原状回復費用などを抑えることができ、双方にメリットがある。そんな「飲食店の物件マッチング」サービスが、新型コロナの影響で活況である。
たとえば、今年3月にサービスを開始したA社は、この2~3ケ月で飲食店を中心に1000社が登録した。閉店したい企業が15
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