2020年12月15日に、これからの賃貸業界を大きく変えるかもしれないサービスが開始された。
「エコーズ（ECHOES）」というサービスだ。
現在の入居募集の流れは、大家さんが直接入居希望者を募集することは殆どなく、不動産会社がポータルサイトに空室募集を掲載し、不動産会社が客付けする流れになっている。
部屋探しの入り口の殆どが、SUUMOやホームズ、アットホームなどのポータルサイトなので、ここに物件が載っていないと、「空き部屋が存在していない」事と同じ事になってしまう。
しかしこのポータルサイトに大家さんが物件を直接掲載することは、ほぼ不可能である。
例えばあるポータルサイトの広告掲載（物件掲載）の基準は「宅建免許取得済みであること」となっており、FAQには「個人オーナー様の場合は、まずはお近くの不動産会社へご相談くださいますようお願いいたします。」と書かれている。
ポータルサイトの顧客とは
ポータルサイトのビジネスモデルは、毎月一定額以上の掲載料を支払える先（不動産会社）に、部屋探ししている入居希望者を送客する事によって収益を稼ぐというものだ。
「ポータルサイトの顧客」は部屋を仲介する不動産業者であ
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