賃貸オーナーにとって、銀行をはじめとする金融機関は非常に身近な存在だ。物件購入のカギを握る融資先であったり、家賃の入金、取引先などへの送金など、銀行なしで賃貸業は成り立たない。
一方、銀行間の送金手数料や振込手数料はバカにならず、回数が増えるほど負担になる。どれだけ減らそうか苦心している人もいるだろう。そんななか、全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)と金融庁による発表が話題だ。
銀行間の送金手数料引き下げを受け
銀行の振込手数料が値下げの方針
そんな全銀ネットと金融庁は、銀行間の送金手数料を現行の半額程度に引き下げる方向で調整していることが3月にわかった。
現在は各銀行の個別交渉で決めることになっているが、実情は送金額が3万円未満だと117円、3万円以上なら162円と、すべての銀行が横並びだ。これを10月1日からは、一律で1回62円にするという。各行は個人の振込手数料を値下げする見通しだ。
現状であれば、各行は銀行間手数料に一定のコストを上乗せし、個人の振込手数料を設定している。
三菱UFJ銀行でATMを使い
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