不動産投資は不動産を住宅、オフィス、店舗などに貸すことで収益を上げるビジネスだが、不動産全部を貸さなくても、賃貸住宅のように２年間など長期に貸さなくてもいいという、従来にないタイプの貸し方が生まれてきている。
■軒先貸しで新しい収益を生み出す
たとえば、軒先ビジネス。これは建物、土地をまるまる貸すのではなく、空いている軒先だけを貸すというもの。
具体的な例としては店の定休日にだけ、露店販売業に軒先を貸す、昼間使っていない駐車場を移動販売の弁当屋に貸すなどなど。
これまで貸せなかった敷地の端っこで収益を上げようというもので、人通りが多い場所であれば車一台分のスペースでもお金を生んでくれる。
最近ではドラッグストアやスーパー店頭の小さなスペースが大きな収益を生んでいる例もあり、立地次第では無から有を生める。
もちろん、空き家になっている期間だけ、解体前の一時期だけ貸すなど、短期しか空いていない、一般に活用しにくい空間を貸すことも可能。場所さえ持っていればやりようはあるというわけだ。
また、同社では大型店や行楽施設周囲の空いている駐車場をそうした施設の利用者に情報を提供、利用してもらうサービスなども行って
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