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ゴルフ隔離が話題のタイ 特典いっぱいの長期ビザと物件事情

不動産投資全般/海外投資・事情 ニュース

2021/03/31 配信

特典付き外国人長期滞在プログラムは国営!

観光が主要産業であるタイ。日本の外務省による感染症危険レベルは2020年10月30日「渡航はやめてください」のレベル3からレベル2の「不要不急の渡航は止めてください」に引き下げられた。

2020年12月23日から、ビザ免除対象国(日本も含む)の渡航者は、観光目的でかつパスポート有効期限などの要件を満たせば、入国して45日までは滞在が可能になった。ただし事前に入国許可書(COE)の取得と、入国後14日間の隔離がある。

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タイではゴルフを楽しみながら隔離検疫期間を過ごすことも。

そんな現状のなか、タイ入国後のASQ(代替検疫施設)ホテルでの隔離検疫の代りにゴルフをしながら16日間隔離検疫のできるいわゆる「ゴルフ隔離」のニュースが話題になった。

「ビザ免除対象国(日本も含む)の渡航者が入国前に入国許可書(COE)をタイ王国大使館で取得し、タイ入国後、PCR検査を受けて陰性の場合は、指定のゴルフ場で16日間隔離検疫することができる」というもので、ゴルフ場施設内から外にでることはできないが、滞在中には3度のPCR検査があり、ゴルフを楽しむことができるというもの。

長期滞在ビザが受給できるだけでなく入国審査や空港でのアテンドなど特典多いタイランドエリート
長期滞在ビザが受給できるだけでなく入国審査や空港でのアテンドなど特典多いタイランドエリート

海外からの渡航者受け入れにいち早く取り組むタイの5年のマルチプルエントリービザ(最長20年)が受給できる外国人向けカード「タイランドエリート」が人気で2019年から2020年の申請者数は2倍以上に増えている。

2003年にタイの法律に基づいてスタートした外国人長期滞在プログラムで、タイ国政府観光庁が100%出資の子会社が運営。カードを取得すれば長期滞在ビザが入手できるようになるだけでなく、様々な特典がついている。

たとえば「入国の際には専用入国審査ブースにアテンドにしてもらって入ってスムーズに入国、BMW7クラスのリムジンが滞在場所まで送迎してくれる」、「タイの銀行に口座を開設できる」、カードのステータスによっては、無料ゴルフや無料スパなどがついているものも!

もっともお手軽なメンバーシップである「イージーアクセス」でも5年のビザ、空港での出入国サービス、専用ラウンジ、年間24回の送迎、銀行口座開設、優待や政府コンシェルジュなどのサービスがついて入会金60万バーツで年会費はなし。

海外での長期滞在ビザは取得が難しいことが多いなか、お手頃な金額で、ネット申し込みも可能なのだ。

「タイランドエリートカード」正規代理店である(株)大丸トレーディング海外事業部長タイランドエリートインフォメーションセンターの大丸和夫氏によると「移住、長期滞在者が大部分ですが、単純にステータスとして取得する方もいらっしゃいますし、銀行口座が開けてビジネスをする上でも有益という面もあります」という。

また、税法上の「日本の非居住者」となるためにタイランドエリートのビザを活用し、タイに居住する方も多くいるという。その面でもマルチプルビザは便利なのだ。

維持費が安いタイの不動産

また、タイでの不動産取得との関連で言えば「不動産を海外から送金したお金で購入したという証拠がないと、売却時に代金を海外に持ち出せません。なので、現地口座へのお金の振込がまず必要です。また水道・光熱費の引き落としも現地口座があると便利です。通常、外国人は労働許可がないと銀行口座を開設できませんが、タイランドエリートを取得すれば、バンコク銀行またはカシコン銀行で口座を開くことができます」という。

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今まではバンコク中心部の立地のよいところで日本人に貸しやすい不動産が人気だったタイ。

タイの不動産は管理費・修繕積立金が低額で、水道・光熱費も極めて安い。表面利回りと実質利回りの差があまりなく、新築と中古も差は少ない。

なので、日本人は今まではほとんどがバンコクで、中心部の立地のよいところで日本人に貸して、キャピタルゲインを狙う不動産購入が多かったという(外国人は土地取得は不可、上物の所有)。しかし、こうした好立地で、着工前から売り出して完成に向けて物件価格をあげていく物件があったのは昔の話だ。都市の過密化も進み、そんなおいしい物件はない。

プーケットやパタヤなどリゾート物件は、シーズンで需要の波があり、ヨーロッパ人が実需も兼ねて買っているケースが多かった。物価が安いことや親日で日本人が過ごしやすいこともあって、最近は長期居住的観点から資産を考える日本人もでてきている。そんな人にはこのタイランドエリートは、メリットが大きい。

60万バーツで5年のマルチプルエントリービザが受給できるイージーアクセスのタイランドエリートカード
60万バーツで5年のマルチプルエントリービザが受給できるイージーアクセスのタイランドエリートカード

ビザの期間や特典によって8種類あって、いちばん人気は前述の「イージーアクセス」だが、タイに長期滞在を見込んでいる人には100万バーツで20年のビザがつく「スペリオリティエクステンション」を選択する人が多い。

また、80万バーツで2名が5年ビザという「ファミリーエクスカーション」は、家族で取得する人向け。さらに1名を30万バーツで追加できるので、夫婦と子供の3人分のビザをこれで取得するという人もいる。

クレジットカード(複数のクレジットカードで代金を分けて払うのも可)で、手数料はなし。取得には申請書類やパズポートコピー、顔写真などを国営企業に送り、審査もあるが犯罪歴や自己破産歴などが無い限り、取得できないことはあまりないそう。

カントリーリスクの分散にコロナ抑制も視点に置かれる昨今、キャピタルゲインだけでない実需もあわせた不動産取得とそのために欠かせないビザを国を上げて推すタイ。そして、様々な特典を考えると“お試し”でもありかと思わせるプログラムではある。

タイランドエリートインフォメーションセンター https://thailandelite.info/
取材協力/タイ国政府観光庁
2021年3月19日 1バーツ=3.53円

文/小野アムスデン道子
経歴
元リクルート週刊住宅情報関西版編集長、月刊ハウジング編集長を経て、メディアファクトリーにて、世界的なガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集に携わったことから観光ジャーナリストに。東京とオレゴン州ポートランドのデュアルライフと世界中を巡る取材で旅を基軸にしたライフスタイルについて執筆。国内外で物件運用中。ownmedia【W LIFE】で40代からの豊かな暮らし方を発信。

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