2020年から始まったコロナパンデミック。頼みの綱であったコロナワクチンで収束すると思われてたが、変異株の影響もあり未だに収束の兆しは見えていない。
世界各国ごとにコロナ対応や感染状況も異なり、日本から近いASEAN諸国においても経済回復に明暗が分かれた。日本人の注目を集めていた海外不動産投資において予想できなかったことも多い。2021年も終わろうする今回は今年の東南アジア不動産投資で注目の出来事について総括していきたい。
回復基調の2021年の
各国GDP予測
毎年の経済成長率、物価・賃金上昇率に応じる形で不動産価格が上昇してきた東南アジア新興国。
しかしGDP成長率に関しては、各国でのロックダウンの程度や依存している産業から下落幅に差が生じた。
フィリピンは2020年に強力なロックダウンを行い東南アジア諸国で最悪の-9.6%となった。2021年は各国が概ねコロナ前の水準に近づいていると言える。
東南アジアの以下の国で不動産に関して見ていきたい。
シンガポールは変わらず
堅調な不動産マーケットを維持
富裕層が集まるシ
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執筆:
(かざとひろき)