今回は不動産投資の「収支」(収入と支出)がどうなっているかをみてみましょう。まずは物件を買うとき、どんな支出が発生するのか、そして、物件を貸し出し、大家業を営んでいく上でどんな収支があるのかを見ていきたいと思います。
物件購入時には、仲介手数料や税金などがかかる
物件価格の7~8%とされるがケース・バイ・ケース
まずは物件を購入するときの支出です。現金で支払う頭金を除けば、主に以下のような支出があります。おおむね、合計して物件価格の7~8%程度に達するといわれていますが、あくまで目安で、ケース・バイ・ケースです。
①不動産仲介手数料
不動産会社が物件を紹介してくれて売買契約にいたった場合、不動産会社に「仲介手数料」を支払う必要があります。
仲介手数料の上限額は、400万円超の物件の場合で「物件価格の3%+6万円」と決まっています。別途、消費税も加算されます。
あくまで上限額なので、不動産会社との交渉で低く抑えることは可能です。複数の不動産会社にいくらかかるか問い合わせ、一番安いところを選んでいいかもしれません。
もちろん物件を売主から直接買う場合には、仲介手数料はかかりません。
②不動産取得税
物件を購入
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