不動産投資を行うにあたっては「利回り」を考えることが必要です。大きく分けて「表面利回り」「実質利回り」の2種類があるので、違いをしっかり見極めながら物件の購入を検討していくことが重要です。
①表面利回りは「家賃収入÷物件価格」
●自分なりの表面利回りの基準を
まず、表面利回りです。これ単純に、満室の場合に得られる年間の家賃収入を物件価格で割って算出する利回りです。
たとえば、1000万円で買ったマンション1室(区分マンション)で月額家賃が5万円なら、1年間の家賃収入が60万円なので、表面利回りは「60万円÷1000万円」で6%になります。
基本的に、不動産投資サイトで紹介されるなどしている物件に記されている利回りは表面利回りです。
物件探しにあたっては、自分なりにベストと考える表面利回りを決めておけばいいでしょう。空室が一定数、出うることや、ローンの返済金、発生しうる諸費用などを差し引いたとしても黒字が出る表面利回りを決めておくのです。
関東地方のある不動産投資家は、表面利回り12%以上の物件を中心に購入を続けています。
この投資家が買っているのは、1棟物の木造アパートで、8室以上あり、築年数30年以
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