賃貸経営をやっていると、大家さんならではのトラブルに見舞われることがあります。そのうちの一つで、「賃貸経営の最大のリスク」と言われることもあるのが、入居者が家賃を払ってくれない「滞納」です。
入居者が家賃を払ってくれなければ収入がゼロになるわけですから、たとえば毎月ローンを返済しなければならない人は、財政が非常に圧迫され、苦しくなってしまいます。そこで利用を考えたいのが「家賃保証会社」です。
①家賃滞納率は全国5.2%、首都圏4.2%
ここで、公益財団法人「日本賃貸住宅管理協会」が昨年12月に発表した2020年度上期(4~9月)の「日管協短観」で、家賃の滞納率をみてみます。
https://www.jpm.jp/marketdata/pdf/tankan24.pdf
それによると、月初全体の家賃の滞納率は全国が5.2%、このうち首都圏が4.2%、関西圏が7.2%、その他が5.5%でした。1年前に比べると、首都圏の滞納率が下がる一方、関西は上がっています。
月末での1カ月滞納率は全国が1.8%、このうち首都圏が1.5%、関西圏が2.1%、その他が2.0%。いずれも1年前より下がりまし
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