中古の物件を購入して賃貸運営する場合、少なからずリフォームが必要になります。傷んだ箇所を修復したり、おしゃれで機能的なデザインに生まれ変わらせたりできれば、入居者を見つけるのに有利で、家賃を高めに設定することも期待できます。
もっとも、なんでもかんでもリフォームしていれば、お金がいくらあっても足りません。できるだけ費用を抑える工夫が必要です。
①リフォームとリノベーション
リフォームは一般的に古くなったり傷んだりしたりした物件を元の状態に戻す、といったニュアンスで使われます。たとえば、古くなって汚れた壁紙を張り替えたり、古くなったトイレを新しいものに取り替えたり、といったことがあてはまります。
一方、リノベーションは、ライフスタイルにあわせて、家の間取りを変えるといった、より大規模な工事をするときに使われることが多いです。
たとえば、子供が独立し家族が少なくなったため、3LDKの間取りを2LDKや1LDKに改築する、といった場合があてはまるでしょう。
②どんなリフォームが必要か
次に、リフォームの対象となる主だった箇所を見ていきたいと思います。
●壁
部屋の壁は、経年や、前の入居者の生活による汚れでリフ
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