不動産再生ビジネスを手掛けるリビタ(東京都渋谷区)は、築24年の企業独身寮をリノベーションして帝京大学の留学生・日本人学生が住むシェア型の国際学生寮に再生し4月から稼働を始めた。

東京・府中の京王線中河原駅から徒歩約10分の場所。建物は鉄筋コンクリート造3階建て。総室数は76室で、個室(約14u)は2室1ユニットと独立タイプの2種類を用意した。
同社は17棟・1134室(17年3月時点)のシェア型賃貸住宅運営の実績で得たノウハウやコミュニケーション・マネジメント力を生かす。交流のきっかけを後押しするデザインを随所に凝らした。例えば、シェアキッチンと一体となった開放的なラウンジや、ミーティング・ワークショップなど様々な使い方を想定したスモールラウンジを作ったほか、出身地や旅行先の情報などを書き込むことができる世界地図の形をしたボードなどを備えた。

リビタは、URの団地を再生したシェア型賃貸住宅「りえんと多摩平」や、京王電鉄独身寮を再生した「シェアプレイス聖蹟桜ヶ丘」で大学と連携して国際交流寮140室の企画・運営を手掛けている。今年9月には同沿線の調布市でシェアタイ
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