●人気上昇中の清澄白河に水辺利用の新施設
2017年4月、近年、カフェやギャラリーが増加、若い層に人気の東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄大江戸線清澄白河駅から徒歩10分、隅田川沿いに1988年11月(築28年)に建てられたオフィスビルをリノベーションした宿泊施設が誕生した。

工事を手がけたのは2005年設立のリビタ。THE SHARE HOTELSと名付けられた、地元と旅行者が繋がる場と宿泊機能を併せ持つ同社のリノベーションホテルシリーズの2号店で、施設名は「LYURO 東京清澄」。川沿いだから、流路=LYUROということらしい。
今後、5月26日には函館の文化財になっている元銀行の建物を利用した「HakoBA函館」、夏に金沢の2号店、さらに京都、東京でも展開を考えているとのことで、同社はこのタイプの宿に手応えを感じているようだ。

●清澄白河に注目が集まった2つの理由
さて、この物件には建物そのもの以外に注目すべき点がある。まずはそちらを見ていこう。ひとつは清澄白河という土地だ。2000年に都営大江戸線、
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