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傾斜のある超変形地をフルに活用。22戸の長屋建て新築を見学

不動産投資全般/不動産 ニュース

高低差の変形敷地を上手に活用。ルーフバルコニーのある部屋も
高低差の変形敷地を上手に活用。ルーフバルコニーのある部屋も

東京メトロ有楽町線・副都心線の地下鉄成増駅から徒歩8分、東武東上線成増駅から徒歩5分。細長く、傾斜のある複雑な敷地をフルに無駄なく活用して作られた総戸数22戸の新築物件「feel CnB」を見てきた。鉄筋コンクリート造の3階建てである。

高低差、変形敷地の上に、従前は植栽が繁茂し過ぎる状態だった
高低差、変形敷地の上に、従前は植栽が繁茂し過ぎる状態だった
古家を解体、樹木などをすべて撤去した後の状態。どう使うか、非常に難しい土地である
古家を解体、樹木などをすべて撤去した後の状態。どう使うか、非常に難しい土地である。上の、植物が繁茂していた写真はブロック塀のあたりの様子である

場所は白子川から分岐、現在は暗渠となっている百ケ女木川(すずめきがわ。百ケ向川とも書く)沿いの傾斜地。かなりの高低差がある上に敷地が三角形の一辺の角を欠くような変形で、普通に考えたら、活用に悩む場所だろう。

建物両側から入れるようにし、中で複雑な入れ子状態を作って住戸を設計。言葉で説明するのは難しい
建物両側から入れるようにし、中で複雑な入れ子状態を作って住戸を設計。言葉で説明するのは難しい
高低差がある分、建物エントランス部分から奥までが見渡せず、隠れ家的な雰囲気にもなっている
高低差がある分、建物エントランス部分から奥までが見渡せず、隠れ家的な雰囲気にもなっている

だが、さすがはこうした土地の活用に長けたBE-FUN DESIGN・進藤強氏の手がけた物件である。建物の裏表それぞれに玄関を作り、3層を入れ子にするなどのやり方で上手に住戸を組み合わせて22戸を作り出している。物件サイトに掲載されている間取り図をみると、最終的にこの形に至るまでの設計の手間がよく分かる。

04号室の3階部分。ダイニングから少し上がってリビング、さらにロフトと3層になっている
04号室の3階部分。ダイニングから少し上がってリビング、さらにロフトと3層になっている

たとえば、最初に見せて頂いた04号室は1階に玄関があり、トイレ、洗面所、バスルームが配されている。階段を上がった2階はほとんど通過階的な作りになっており、収納と洗濯機置き場が引き戸の奥に隠されている。

04住戸の間取り図
04住戸の間取り図
リビングからロフト、ダイニングスペースを見たところ。仕切りがなく、開放的だが、ちゃんと空間は分かれている
リビングからロフト、ダイニングスペースを見たところ。仕切りがなく、開放的だが、ちゃんと空間は分かれている

そして3階が主な生活の場になるのだが、ここはダイニングとリビングが階段で別れており、さらにダイニングの上には寝室として使えるロフト。3層に作られているのである。

40u超(ロフト別)のこの部屋なら2人暮らしも十分可能
40u超(ロフト別)のこの部屋なら2人暮らしも十分可能

ダイニングが8.3畳、リビングが6.4畳、モデルルームでは寝室となっているロフト部分は3.9畳ほどで、さほど広くはないが、縦に配されており、それぞれが仕切られていないので、実際の広さよりは広く感じるようになっているのだ。

猫用に壁、天井近くに遊びの場が作られた部屋
猫用に壁、天井近くに遊びの場が作られた部屋

高さの上手な使い方のほか、目についたのが猫と暮らすための工夫。住戸によっては壁に合板で作られたキャットウォークが設えられているのである。ところどころには下から猫の肉球が楽しめるアクリル板も配されており、高さのある部屋にこうした工夫があれば、猫にも、人にも楽しいだろうと思った。

お約束の、肉球観察スペース
お約束の、肉球観察スペース

部屋によってはペットドア、階段に逃げ出し防止のアクリル板、玄関と室内の間にやはり逃げ出し防止の引き戸を設けるなどの工夫もあり、人にも動物にも楽しい暮らしができそうだ。

フックの下に自転車の絵が描かれている。好きな人にはたまらない工夫だろう
フックの下に自転車の絵が描かれている。好きな人にはたまらない工夫だろう

面白かったのが玄関に用意された自転車用のフック。壁にはそこに置いてねと言わんばかりに自転車の絵が描かれており、楽しい雰囲気。これがあれば自転車置き場は作らなくても良いだろう。

室内に洗濯物を干すバーが用意されているなど実用面の気配りもいろいろ配されている
室内に洗濯物を干すバーが用意されているなど実用面の気配りもいろいろ配されている

よく考えられているなと思ったのは洗濯機置き場や収納その他、見えて欲しくない部分にはすべてドア、引き戸、カバーなどを作り、スタイリッシュな雰囲気を壊さないような作りになっていること。

引き戸が一枚あるだけで見え方は違ってくるが、それに気づかない人も少なくない。だが、デザイナーズ系の賃貸住宅を選ぶ人はそうした点に敏感。気配りを忘れてはならない。

こちらはすとんと四角いLDKのある間取り。ルーフバルコニーへは奥の階段を利用する
こちらはすとんと四角いLDKのある間取り。ルーフバルコニーへは奥の階段を利用する

22戸のうち、タイプの違う5戸を見せていただいたのが、作りはそれぞれ異なっており、入居希望者はさぞや悩むことであろう。

水回りやロフトの作りも各住戸で違う。入居者、悩みそうである
水回りやロフトの作りも各住戸で違う。入居者、悩みそうである

基本は単身者向きだが、間取りによっては十分カップルでもいけそう。賃料は9万9000円から15万2000円まで。30u前後から40u超までがあり、共益費は3000円。周辺の相場からすると強気だが、他にないデザイン、広さ、使い勝手その他を考えると納得である。

健美家編集部(協力:中川寛子)

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