• 収益物件掲載募集
  • 不動産投資セミナー掲載募集
  • 収益物件 売却査定

1,563アクセス

日本橋浜町に緑の新シンボル。ホテル、賃貸住宅などからなる複合施設を見学してきた

不動産投資全般/不動産 ニュース

日本橋界隈では最も人口が増えており、面白い個店が目立つようになってきた日本橋浜町でホテル、店舗、賃貸住宅からなる複合施設「HAMACHO HOTEL&APARTMENTS(ハマチョウ ホテル&アパートメント)」が2019年2月15日にオープンした。人目を惹く、緑豊富な建物を見学してきた。

■ホテル、賃貸住宅、店舗からなる複合施設

外観だけで興味をそそられる建物だ
外観だけで興味をそそられる建物だ

安田不動産が街づくりを進める日本橋浜町で、「HAMACHO HOTEL&APARTMENTS」が立地するのは再開発エリア・トルナーレ日本橋浜町と清洲橋通りを挟んた斜め前。1階の建物回りだけでなく、通りに面した2面に配された植栽が他と違う、ひときわ目立つ建物である。

天井が高く、明るい店内
天井が高く、明るいSESSiON店内。気軽に利用してもらいたいと洋食、中華などをアレンジしたお手頃ながら気の利いた料理が中心

通りに面した1階にはジャズクラブ「BLUE NOTE TOKYO」などを経営するブルーノート・ジャパンによる「街のダイニング(食堂)」をコンセプトとした、新業態のダイニング&バー「SESSiON」が。ホテルラウンジの先のエレベーターホールを抜けた奥には、カカオ豆選びから商品化までを一貫して行うチョコレートショップ「nel CRAFT CHOCOLATE TOKYO」が入っている。

チョコレートショップとホテルの企画、インテリアデザイン、運営はUDSで、2階には日本国内外のデザイナーが日本各地のモノ作りの現場を訪れて現地の作り手とともにつくるアイテムが客室の一部として順次、発表・設置されていく「TOKYO CRAFT ROOM」という客室が作られている。浜町の街づくりのテーマのひとつの手しごとがあるためだろう、個性的な家具などが置かれており、宿泊もできるという。

■エントランス、エレベーターホールは共用

面白いのはホテルと賃貸住宅がエントランス、エレベーターホールを共用しているという作り。建物は大通りと裏通りに接しており、四角を2つ重ねた変わった形状になっており、四角の重なる部分にタワーパーキングがあり、それを境に大通り側がホテル、裏通り側が賃貸住宅となっているのである。

通常、オフィスの上に賃貸住宅を作るなど、同じ建物内に複数の用途の施設を入れる場合には別々にエントランス等を設けることが多いが、ここではエレベーターホール以降の動線は異なるものの、入るところまでは共通しているのだ。

建物が変形な形であるから可能になったこととは思うが、別々にエントランスを設けるよりははるかに効率が良く、無駄がない。近年、賃貸住宅居住者の中には住戸内の居住性よりも、立地や建物内で受けられるサービス、空間の質、身軽さを優先、ホテルに近い形状を求める動きがあるように思うが、そうしたニーズの変化に対応したものとも言える。

■対象に合わせた作り込み、壁面収納にアイディア

緑と都市という、他にない眺望が楽しめるホテル室内
緑と都市という、他にない眺望が楽しめるホテル室内。段差も面白いアイディア

ホテルは15uほどのコンパクトな部屋から45uのバルコニー付きの部屋まで、全170室。内覧会で人気が集まっていたのは最上階のまちを見下ろす庭付きの部屋、テラスルーム。室内からはバルコニーの緑越しにビル群などが見え、都心に滞在する醍醐味を感じられる。

最上階のみ庭のある部屋が。他では味わえない宿泊になりそうだ
最上階のみ庭のある部屋が。他では味わえない宿泊になりそうだ

最上階の客室内には敢えて段差が作られており、ベッドスペースが低くなっていた。横たわった時に窓辺の緑が近く、空が広く見えるだけでなく、部屋自体も広く見えるようになっているのだろう。面白い試みだと思う。

こちらはビジネスユースの人たち向けの部屋
こちらはビジネスユースの人たち向けの部屋
ちょっとした作業スペースが作られている
ちょっとした作業スペースが作られている
ほぼ同じ面積の、リラックスしたい人向けの部屋。モノの配置でこれだけ印象が変わるわけである
ほぼ同じ面積の、リラックスしたい人向けの部屋。モノの配置でこれだけ印象が変わるわけである

それ以外でもほぼ同じ面積ながら機能性重視のビジネス向け、観光などのリラックスを求める滞在向けと設計で空間を作り分けている部屋が参考になった。面積のみならず、ベッドやデスクその他室内にある品はさほど変わらないのに、配置、色やデザインで空間の印象は大きく変えられるのである。コンパクトに、でも、住む人に満足してもらえる空間を考えた時には参考になるはずだ。

限られた面積を上手に使う壁面の利用法
限られた面積を上手に使う壁面の利用法

もうひとつ、参考になると思ったのは壁面の使い方。テレビ、コップ、電話、ハンガーなど室内に必要な品をまとめて収納できるようになっており、限られた空間を有効に使える。部屋によって壁面に設えられていたものは異なるが、それぞれになるほど!と思った。

■珍しい在宅ワーク支援住宅も

住宅は全108戸。タイプは2種類あり、2〜4階の全20戸は在宅ワーク支援住宅「CREATIVE ROOM」。玄関を入ったところに応接、会議スペースとして使えるような空間を配すなど働く場としても機能することを意識している。複数人で連名で借りてシェアして使うこともできる。

ガラスの仕切りにミニマムなキッチンが印象的な住戸
ガラスの仕切りにミニマムなキッチンが印象的な在宅支援住宅

そうした使い方を意識してか、ガラス張りの間仕切りのあるスタイリッシュな空間になっており、キッチンもミニマムなスタイル。コンクリート打ち放しの天井など、マニッシュな雰囲気もある。

入口近くに打ち合わせに使えそうな空間が作られている住宅もあり、間取り、広さにはバリエーションがある
入口近くに打ち合わせに使えそうな空間が作られている住宅もあり、間取り、広さにはバリエーションがある

5階から15階は「EXECUTIVE ROOM」と名付けられた通常の賃貸住宅で全88戸。30.16uの1Kタイプから63.57uの2LDKまでがあり、賃料は14.1万円から。単身者、カップル向けとしてはやや広めのゆったりした作りとなっている。管理・運営は東急住宅リース

健美家編集部(協力:中川寛子)

健美家サイト会員登録で最新コラムやニュースをチェック!

健美家不動産投資ニュース

最新の不動産投資ニュース

ページの
トップへ