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首都圏の数歩先を行く。1棟に住む、働く、集う等の多機能を集約。仙台「Blank」の将来性

不動産投資全般/不動産 ニュース

2021/02/22 配信

近年、高齢化、少子化、人口減少という言葉をよく聞くが、首都圏の市場を見ている限り、危機感を感じていない人が少なくない。まだ、スクラップ&ビルドが成り立つからだろう。

だが、地方都市ではすでにスクラップ&ビルドが成り立ちにくくなっている。逆にそれが要因になり、新しい動きを生んでいる例がある。仙台である。

建物だけでなく、使い方をも変える

仙台に着目するようになったきっかけは2016年に誕生した「THE6」。これはイベントに使えるスペース、大きなキッチンのあるシェアオフィス、その利用権を付加した住戸(一部住戸のみ)が上階にあるというもの。

しかも登記が可能なので、起業、副業を始めるにあたり、自宅とは別にオフィスを借りる必要がなくなる。起業などへのハードルが格段に低くなるわけで、これが人気を呼び、誕生以来満室状態が続いている。

リノベーションと聞くと建物を改装することと思う人が多いだろうが、「THE6」の場合、建物を変えた以上に使い方を変えたことが人気を集めたわけである。

2棟目は借りたものを貸せる物件

この成功に同様の物件を求める声が多く、次いで2020年4月に誕生したのが借りると貸すの常識をひっくり返

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