台湾の外資系企業で働く40代の男性は、資産運用の一環として、東京都文京区内の最寄り駅徒歩約3分、40㎡のマンションを3000万円台で購入した。頭金を30%用意して台湾系の銀行からローンを引き出し、すぐに賃借人を見つけて賃料15万円弱で貸し出すことに成功した。最近はシェアハウスにも着目している。
台湾の飲食店グループのオーナーが、目黒で高級マンション6戸を計5億円で購入したり、医師が吉祥寺で商業施設1店舗を2億円で購入した例がある。また、純投資に加えセカンドハウス需要も富裕層の間では強い。台湾の企業経営者が、京都で敷地1000坪の屋敷に10億円を投じて購入した例もある。
台湾人の間で日本のマンションに対する評価は高い。洗練されたデザインと、完成度の高さが人気である。本国では、デベロッパーなどから説明を受けていた品質からほど遠い仕上がりのため、引き渡し前の内見時にやり直しの指示が飛び交い、引き渡しまで更に時間がかかってしまう実態がある。
このため、日本の完成予想パースと竣工後の仕上がりが一致することに感心する。クオリティーの高さに加え、登記
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