新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。8月1日は新たに1534人の感染が確認され、1日当たりの感染者が2日連続で1500人を超えた。同日、東京都では過去最多の472人の感染を確認した。
本来なら今頃は、東京オリンピックの熱気に包まれ、都内各所は訪日外国人が押し寄せて賑わっているはずだった。その2020年東京五輪・パラリンピックの開催は1年先延ばしされたが、現在の感染状況は国内外とも厳しく来年の五輪開催さえも危ぶまれている。
その五輪開催について、日本財団が7月22日に発表した「18歳意識調査」によれば、来年の開催について否定的な割合が半数を超えている。全国17〜19歳の男女1000人に回答してもらったところ、「予定通り開催」が28.0%と最も多く、「簡素化して開催」(18.5%)が続いたが、「1年先延ばし22年に開催(22.3%)、「次回大会の24年以降に延期」(11.5%)、「中止」(19.7%)を合わせると53.5%が否定的な回答となった。
来年開催に否定的な理由としては、簡素化せずに開催してほしい、世界中から選手や観客が集まると感染拡大がひどくなり終息が遅れかねない、向こう1〜2年
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