2020年11月16日に築古賃貸の安価で効果的な改修法として知られるモクチンレシピを活用し、様々なまちづくりプロジェクトを推進するモクチン企画がイベントを開催した。題して「モクチンパートナーズ座談会 2021年の不動産経営を考える」。
モクチン企画と一緒にこれからの賃貸経営を考える地域の管理会社=モクチンパートナーズを対象にしたイベントだったのだが、非常に賃貸経営者にも参考になる内容でもあり、一部をご紹介させていただこう。

イベントではプリンシプル住まい総研の上野典行氏、全国賃貸住宅新聞の永井ゆかり氏が登壇、それぞれに最新の不動産経営の動きについて語り、その後、モクチン企画代表の連勇太朗氏がモクチンパートナーズの最近の動きを紹介、最後にディスカッション、質疑応答が行われた。
「東京から人が転出している」は本当か

まずは上野氏。コロナ禍で変わったもの、変わらないものをテーマにした内容だったのだが、冒頭で語られたのは巷で言われる東京を脱出する人の増加、東京一極集中の終焉への疑義。
実際の数字を見ると、
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