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北海道に投資熱、富良野は第2のニセコか!? 余暇と仕事の二兎を追う

不動産投資全般/市況 ニュース

2021/04/20 配信

北海道に対する投資熱が高まっている。国土交通省が発表した公示地価を見ると、全国の地価が軒並み下降している中上昇、しかも上昇率は商業地・住宅地とも全国1位となった。

全用途平均で全国が0.5%下落したのに対し、北海道は5年連続で上昇している。札幌では、北海道新幹線の延伸(2031年)特需を見越した資金が流れ込む。

JR札幌駅周辺には超高層ビル2棟が計画されている。現在最も北海道で高層のJRタワーを超えて200mを超える。商業施設や商業施設、オフィスなどが入居する複合開発となり、北海道の人口動態は札幌一極集中の流れを強めている。だが、そうした流れにストップをかけたいのが周辺・郊外だ。

公示地価では、倶知安町が商業地・住宅地とも上昇率トップを維持している。住宅地は、上昇率1位の倶知安町を含めて7地点が上昇率トップ10にランクインして、プロ野球日本ハムファイターズの拠点となるボールパーク建設が進む北広島市で4地点入った。

札幌市の都市部よりも郊外での上昇が目立っているのが特徴だ。商業地でも9位に北広島市が入った。

北海道イメージ

地元からの請願を受けて対応する例もある。JR北海道は4月14日、札沼線あいの里公園〜石狩太美間に設置する新駅名に生チョコレートで知られるロイズの名を取り入れて「ロイズタウン」にすると発表した。2022年に開業予定。

当別町とロイズコンフェクト(札幌市)による請願駅だ。JR北海道にとって20年ぶりの新駅となる。地元紙などの報道によれば、ロイズ社が新駅に近い工場の敷地や工場面積を2倍に拡張して見学施設や店舗などを併設して人の流れを作り出すという。

◎投資物件の価格はニセコより割安

1981年にフジテレビで始まったドラマ「北の国から」の舞台となった富良野市。北海道の中心に位置する。当時のロケ地が観光資源となっている。

先月、主人公を演じた田中邦衛さんが亡くなったことで再び注目を集めているが、それとは別に、富良野でもパウダースノーを求める外国人スキーヤーが訪れてコロナ前から街に賑わいをもたらしてきた。

いま第2のニセコとして取り上げられ始めて不動産投資家から高い注目を集めている。冬のスキーシーズンだけでなく、春のラベンダー畑や夏に緑、秋には紅葉で覆われるなど年間で楽しめる観光地としての魅力が資金を引きつけている。

新型コロナウイルス感染の地価への影響は、都市部のような大幅下落に見舞われずに2021年の公示地価でも前年比横ばいで推移している。富良野市の商業地は1u当たり3万2000円と前年比横ばい。住宅地も横ばい同1万7000円で推移して底堅さを見せる。

「外国人投資家の投資意欲は弱含んでいない」(地元不動産)。コロナ禍であってもコンドミニアムや別荘地としての需要を引きつけて分譲価格が1億円以上の物件は少なくないようだ。

ここ数年で価格が高騰したニセコに比べて半分以下の価格水準で取引でき、ニセコのオルタナティブ(代替)投資先として着目する海外投資家が増えているという。

◎働き方改革を追い風に

コロナ禍でテレワークが推奨され、移住に対する関心の高まりが追い風になるか。富良野市では、そうした需要も取り込もうとワーケーション実証費用助成金を始めた。

富良野市内に4泊以上滞在すると宿泊費を助成する。1人1泊当たり1万円を上限に7連泊分まで助成するもので、ワークプレイス利用料も上限3000円を5日分まで助成する。

滞在中にワーケーションの実施をSNSで市内の魅力を拡散することや、市内の関係者と1回以上情報交換したり、交流会に参加することなどが要件となっている。

市としては、こうした取り組みを通じてサテライトオフィスやアンテナショップなどの企業誘致につなげたいと見られる。

新型コロナウイルス感染拡大に収束の兆しが見えない。だが働き方改革など社会構造の変化が投資資金の振り向け先を広げる可能性が出でいる。アンテナを張って全国の取り組みを収集することで新たな投資先が見えてくるかもしれない。

(鹿嶋淳一)

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