賃貸住宅業界は復活しつつあるようだ。2020年2月に新型コロナウイルスの感染拡大がパンデミックと化し、出勤、通学を控えるよう求められ、日常生活でも家からの外出を控えるよう求められて人の動きがフリーズした。
その人の動きが乏しくなったことは新しい土地に引っ越す動きも止まった。会社は人事異動で引っ越しを伴う異動を避けた。その結果、通常ならば春と秋に賃貸仲介会社は繁忙期を迎えるものだが、閑散とした状況が続いた。
コロナ禍真っ盛りでの特徴的な動きとして、都心部から人が密集しない郊外部へ移り住んだり、テレワークを活用しての勤務、リモートでの授業と家にいる時間が増えて居住面積の広い住宅、間取りの多い住宅を求める動きが目立ったことだ。
しかし、ワンルームタイプの賃貸住宅は人気がなく、退去してから新たな入居者がなかなか見つからないことがニュース等でも話題になった。
だが、今年の春は少し雰囲気が変わったようだ。政府が経済活動の正常化に向けて動き出し、5月8日には新型コロナウイルスは季節性インフルエンザと同じ扱いとなる。
既に3月からマスクの着用は個人の判断に委ねられるようになり、まだまだマスクをしている人が目立つ
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健美家編集部(協力:
(わかまつのぶとし))