「住宅ローンにおいて頭金は2~3割入れるものだ」
こうした定説が覆されるようになってきたのはここ最近の話だろうか。
あるニュースの民間調査では20~30代で住宅ローンに入れる頭金が1割以下だった人が、60%以上に増加したと取り上げられている。
様々な要因が考えられるが、現在の低金利下において借入に伴うコストが大きく減少しているというのも要因の一つであろう。
金利が低ければ融資を使ったほうが良いのか。この答えは一概には言えないが、少なくとも不動産投資家にとって融資は不可欠であり、正しく認識しておくべき要素である。
今回は「融資利用」というそもそもの行為に対して、考察を進めていきたいと思う。
https://www.paylessimages.jp/detailrf.php?id=rf10129110886
1.融資を利用する=レバレッジを掛けること
個別性が高い不動産の世界において、融資というレバレッジの手段が存在することは、本当に幸運なことではないだろうか。
期待リターンの見えない商品にレバレッジを掛けても、もはやそれはギャンブルの増長でしかないが、不動産の場合は個別性を生かすことにより「ほぼ確
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執筆:
(はんざわおおや)