不動産投資家であれば、よりよい融資条件で資金調達を行う事も大事な仕事の一つと言えるだろうが、その際考えるべき要素の一つとして、住宅ローンとの付き合い方がある。
直接投資物件へは利用できない住宅ローンだが、借入を行うという行為自体は同じであり、なにより金利・期間・審査の基準などの融資条件が他の借入と比較して圧倒的に優れている。
2021年末の税制改定大綱にて住宅ローン減税を見直す動きなどがあるが、依然として圧倒的に有利な借入である住宅ローンの使い方について、今回の記事ではまとめていきたい。
1.住宅ローンは世界でも類を見ない最高の借入商品
購入物件の良し悪しは別にして、住宅ローンの融資条件で資金調達を行うことが出来る現代は、非常に恵まれていると言える。
一般的に、住宅ロ―ンの特長は以下の点などが挙げられる。
・金利が低い(ネット銀行を中心に0.5%を切る水準も多い。)
・期間が長い(中古の物件であっても35年の返済期間が確保できる。)
・団体信用生命保険が付く(金利に含まれていることが多く、借入額と同等の死亡保険に加入するのと同じ効果がある)
・審査基準が緩い(投資用融資に比べて圧倒的に借りやすい。頭金が
この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる
執筆:
(はんざわおおや)