プロパー融資を受けるためには1手目が一番難しい。
これは不動産投資において、初めから良い物件を仕入れられる確率が低い事が要因と言える場合もあるが、他の大きな要因として、「銀行が新規の顧客を警戒する」ことも挙げられるだろう。
銀行が「お金を貸して、金利を受け取り、融資金を回収する」ビジネスを行う以上、素性の知れない新規顧客を警戒するのは当然の事だが、この要因がプロパー融資取引への参入障壁を上げる要因となっていると言える。
今日からの記事ではこの「参入障壁を下げるために有効な手段」について、分析していきたいと思う。
プロパー融資を引ける人はそのままの実力で攻略を進めていけば良いが、その1手目が突破できない人は今回からの記事を参考に、「自分に合ったプロパー融資への足掛かり」を検討してみてほしい。
1.「賃貸併用住宅と住宅ローン」という特効薬
今回解説するのは賃貸併用住宅についてである。前回の記事で住宅ローンの活用について解説した際に少し触れたが、住宅ローンという融資制度には以下ような有利な点がある。
・金利が低い
・融資期間が長い
・審査が優しく、諸費用までの
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