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金融機関が融資業務の自動化を加速。審査がスピーディになり投資家に有利?

融資/融資状況 ニュース

不動産投資家が新たに物件を購入する場合は、金融機関から融資を受けることがほとんどだ。それも、メガバンクではなく小回りがきいたり、地域の活性化の観点などから柔軟に対応する地銀や信用金庫・信用組合を利用するケースが実際は目立つ。

とはいえ、事業計画書を提出したのち、ローン審査が長引くというのはストレスだ。下手をすると、お宝物件を逃がしてしまう可能性すらある。

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千葉県内の地銀が新たに取り組むプロジェクトは、こういった課題を少しは解消していくのかもしれない。ここでは、2行の事例を紹介しよう。

まずは、京葉銀行。なんと、10月からインターネットで申し込まれた住宅ローンの審査業務で提携作業を自動化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の活用を始めたという。

これまでは、仮審査に必要な顧客の個人情報は行員が手作業で審査システムに入力していて、1件当たりおよそ1時間はかかっていたが、入力作業の多くをRPAにより自動化することで、ほぼ半分に短縮。

これにより、顧客への審査結果の回答も最大で40分ほど短くなり、最速だと1時間もあればできるようになった。対象が住宅ローンなので収益物件の場合は話が異なるが、同制度が活用できる賃貸併用住宅では役に立つ可能性が高い。

今後はファックスなどによる申し込みにも対応し、年間5000時間以上の業務効率化を目指し、他の融資業務にも導入する方針だ。事務作業を担当する行員は配置換えなどで営業職に回すことが考えられ、地域での融資が活発になる可能性もあるだろう。

もうひとつは、千葉銀行だ。同行では4月から税務署など公的機関との取引照会業務でRPAを使い始めているが、これに加えて住宅ローンの事前審査システムへの入力、さらにはローン案件を分類、取引企業の財務データのシステム登録、相続関連のデータ入力にも採用を拡大。効果を検証のうえ、手作業が必要な他の本部業務でも使っていく方針だという。

今年度中に年間1万時間分の業務効率化を目指し、その分の人員はコンサルや営業業務に転換し、さらなる生産性の向上を目指す。

AIを活用した融資業務への取り組みも加速

RPAだけではなく、AIを活用した融資への取り組みも各行で始まっている。例えば、三菱UFJ銀行はAIを活用した中小企業向け融資を始める方針だ。クラウド会計ソフトなどを提供するマネーフォワードもグループ会社を通じて、中小企業や個人事業主向けにAI融資に参入するという。

あるいは、ソフトバンクとみずほ銀行の合弁会社であるJ.Scoreは、顧客の収入や勤務先だけではなく、お金や資産運用、消費に対する考え方など、多岐に渡る情報から信用力と可能性をスコア化し、AIスコアの水準に基づいた金利・極度額の参考値を提示する個人向けの融資サービスも登場している。

こういった、金融とテクノロジーを組み合わせた「フィンテック」は業界のトレンドであり、ここ数年はサービスへの参入が相次いでいる。

利便性の高いソリューションを実現することで金融機関側は人件費削減や生産性のアップが期待できるし、融資を受ける側からしてみても、手間をかけずスピーディに資金を借りられる。

不動産投資の世界にも広がれば、適正な融資がよりはやく受けられるといった仕組みが整うのかもしれない。

健美家編集部(協力:大正谷成晴)

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