奈良・大和郡山市は昨年12月に設立
定住・移住や新規のビジネス求める
売りに出されている空き家の情報を載せた自治体の「空き家バンク」の活用促進に向け、政府が動き出す。
昨12月に決定した政府の2020年度予算案には、空き家バンクにどんな情報を載せれば空き家のより盛んな売買につながるのか、調査するための経費を盛り込んだ。
インターネットで各自治体の空き家バンクをのぞいてみると、数百万円程度の〝激安〟住宅がゴロゴロしており、お宝物件が眠っている可能性がある。政府の動きをきっかけに、空き家バンクを新たな投資ツールの一つに加えみてはどうだろう。
「定住・移住や新たなビジネスを希望される方が利活用できる物件情報を検索できるよう、空き家バンクを設置し、情報を相互に交換するお手伝いをしています。そのような物件をお持ちの方、お探しの方は、ご活用ください」
ネット上でこうアピールするのは、昨年12月に空き家バンクを作った「平和のシンボル、金魚が泳ぐ城下町」奈良県大和郡山市だ。同市の空き家バンクはNPO法人空き家コンシェルジュに委託して運営。空き家
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