「かぼちゃの馬車」など受け6月に法律が成立
まずはサブリース部分の10月施行へ向け議論
国土交通省が事務局を務める「賃貸住宅管理業法の施行に向けた検討会」が8月、始まった。
まずはサブリース部分の10月施行へ向け議論
国土交通省が事務局を務める「賃貸住宅管理業法の施行に向けた検討会」が8月、始まった。
同法は、シェアハウス運営会社の経営破綻で家賃不払いといったトラブルが社会問題化した「かぼちゃの馬車事件」などを受け、「サブリース」を規制する目的などで6月成立した法律だ。
検討会はワーキンググループ(WG)を設け、法律施行に向けた論点を整理し、ガイドラインの策定に向けた議論を行うという。国交省の担当者は「法律が実効性をもって機能するよう、しっかり検討する」と意気込んでいる。
検討会の座長は、明海大学不動産学部の中城康彦学部長がつとめる。委員にはこのほか、大学教授や弁護士、不動産関連の業界団体会長などが名前を連ねている。
まずは、12月中旬の施行を想定している、同法のサブリース部分について議論を急ぐ予定だ。
8月5日に第1回の検討会を開いており、9月にかけて3回程度、WG を開いて議論する。パブリックコメントも募集する。10月上旬には2回目の検討会を開催。ここでWGの議論の内容について報告を受け、ガイドラインなどの文書案を検討する
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