さる11月15日、福島県白河市は市内の空き家の解消に向けた「白河市空き家バンク」を設立した。県宅地建物取引業協会白河支部と同日、空き家バンクに関する協定を締結。包括連携協定を結ぶ金融機関も支援するなど、官民が連携して空き家利活用に取り組む。
白河市の調査によれば、同市の空き家数は昨年度の調査で991戸。空き家バンクでは、市内の物件情報をホームページで紹介するほか、同支部と連携して売買、賃貸などの仲介を行う。空き家バンクの設立に合わせて、150万円を上限とする改修などに関わる補助金も設けている。
■空き家の有効利用のため、補助金も
「空き家バンク」は市が、空き家の売却又は賃貸を希望する所有者と空き家の利用を希望する方をマッチングする制度。また、登録された空き家については、一定の条件で改修費等の補助を受けることができる。
空き家とは、白河市内に一戸建て住宅又は併用住宅を所有し、現に居住していない又は近く居住がなされない住宅、及びその敷地をいい、マンション、アパートなど分譲、貸家の用に供する住宅、そのほか収益目的の物件については登録することができない。
空き家所有者の手続きとしては、まずは物件登録申込
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