女性専用シェアハウスかぼちゃの馬車などのサブリーストラブルを受け、国土交通省は3月27日、消費者庁と連携してサブリースに関するトラブル防止に向けての注意点などを発表した。
アパートなどの収益物件を一括借り上げして入居者に転貸する、いわゆるサブリースは、一定の賃料が見込めることと、物件管理の手間がかからないことでオーナーにメリットがある一方で、賃料減額をめぐるトラブル発生が頻発していることに対応する。
主な注意点としては、賃貸住宅のローン返済を含めた事業計画とそのリスクについてオーナー自らが十分理解する必要があるとしたうえで、サブリースは契約内容や賃料減額リスクなどを十分に理解してから契約するよう訴えている。
特に多くのサブリース契約では、定期的に賃料を見直すことになっていて賃料が変更になる場合があるとし、たとえ家賃保証をうたっていても入居率の悪化や周辺の家賃相場の下落によって賃料が減額される可能性があると指摘した。
入居者の募集時期などに賃料支払いの免責期間が設けられているケースや、「30年一括借り上げ」と謳いながらも、契約書にサブリース事業者から解約できる趣旨の規定があるときは契約期間中であ
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