• 完全無料の健美家の売却査定で、できるだけ速く・高く売却

×

  • 収益物件掲載募集
  • 不動産投資セミナー掲載募集

今後の空き家対策の方向決定。発生抑制、民間主体やコミュニティ活用に新味

政策(不動産投資関連)/空き家 ニュース

2023/03/09 配信

この20年間で1.9倍に増加し、今後も増加が見込まれる空き家。今後、どう対応していくかについて国土交通省の社会資本整備審議会住宅宅地分科会空き家対策小委員会が「今後の空き家対策のあり方について」をとりまとめた。

残置物で一杯の空き家に緑が入り込んだ状況。放置され続けた結果、人間が内部に入れないほど植物が繁茂した例もある
残置物で一杯の空き家に緑が入り込んだ状況。放置され続けた結果、人間が内部に入れないほど植物が繁茂した例もある

2015年頃から話題に上り始めた空き家問題。国交省の資料によると居住目的のない空き家はこの20年でほぼ倍増、1988年の182万戸が2018年には349万戸になり、さらに2030年には470万戸(見込み)になる可能性があるという。

活用意向がない、または意向があっても活用に向けた活動をしていない、そのままに放置されている空き家が相当数あり、日頃の管理も十分ではないのが現状だ。

そうした管理不全の空き家は周辺に悪影響(負の外部性)をもたらすため、空き家は個人の問題にとどまらず、地域の問題であるとされる。

地方自治体のマンパワー不足などにより空き家が早いうちに解決されることは少なく、問題が露呈するのは特定空き家等になってからということも多いが、それでは問題の解決はより難しくなる。

4つ

...

この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。

健美家会員のメリット

  1. 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
  2. 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる

健美家編集部(協力:中川寛子(なかがわひろこ))

中川寛子

株式会社東京情報堂

■ 主な経歴

住まいと街の解説者。40年近く不動産を中心にした編集業務に携わり、近年は地盤、行政サービス、空き家、まちづくり、地方創生その他まちをテーマにした取材、原稿が多い。
宅地建物取引士、行政書士有資格者。日本地理学会、日本地形学連合、東京スリバチ学会会員。

■ 主な著書

  • 「ど素人が始める不動産投資の本」(翔泳社)
  • 「この街に住んではいけない」(マガジンハウス)
  • 「解決!空き家問題」「東京格差 浮かぶ街、沈む街」(ちくま新書)
  • 「空き家再生でみんなが稼げる地元をつくる がもよんモデルの秘密」(学芸出版)など。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

アクセスランキング

  • 今日
  • 週間
  • 月間

不動産投資ニュースのライターさんを募集します。詳しくはこちら


ニュースリリースについて

編集部宛てのニュースリリースは、以下のメールアドレスで受け付けています。
press@kenbiya.com
※ 送付いただいたニュースリリースに関しては、取材や掲載を保証するものではございません。あらかじめご了承ください。

最新の不動産投資ニュース

ページの
トップへ