空き家増、地域創生と違う側面からのアプローチもあり、空き家、特に古民家の活用について関心を抱く人が増えている。首都圏でも古民家を利用したカフェやレストラン、ギャラリーなどは人気を呼んでおり、手掛けてみたいと考える若い層も少なくない。
そんな中、日本政策投資銀行は「古民家の活用に伴う経済的価値創出がもたらす地域活性化」と題した調査レポートを発行した。古民家を活用することで、地域を中心に経済的価値が創出できるというもので、潜在的な市場規模は約1.8兆円と大きなものとしている。
このレポートは2014年10月に公表された中間レポート「人を呼び、にぎわいを創り出す 古民家を活かした地域再生〜空き家解消、定住促進の観点から〜」の続編となっており、古民家の修繕や、フォームなどの潜在的な市場規模と、それを活用して外国人旅行者を受け入れることが地域へもたらす経済効果についての考察が述べられている。
いずれのレポートでも実際の活用事例などが多数紹介されており、今後、空き家を利用したビジネスを考えている人には参考になる。
ちなみにレポートでは古民家の空き家は全国に約21万軒あると推計している。また、再生には地元の
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