前回の海外不動産ニュースでは米国テキサス州の有望性を中心にご紹介した。
トヨタの北米本社がカリフォルニア州トーランスからテキサス州ダラスに移転したことは前回お伝えしたが、実は他にも多くの大手日系会社がテキサス州ですでに事業展開していることはあまり知られていない。今回はいくつかの例をお伝えしたい。
不動産関連以外ではセブンイレブン、ホンダ、キャノン、富士フィルム、日立、日本航空、カワサキ、クボタなどが進出してきている。
生活面では日本食レストランのレベルは5年前の比べるとはるかに充実してきている。ダイソーやくら寿司、日本食スーパーのミツワもオープンし、在米日本人や日本人駐在員の著しい増加を物語っている。
◆JR東海
テキサス州のダラス-ヒューストン間(約385㎞)を1時間半で結ぶ新幹線事業に、JR東海が現地の子会社を通じて技術支援している。
当該新幹線事業は、計画通りに進めば2019年中に着工、2024年中のに開業を予定しており、建設費は約120億ドル(約1兆3,000億円)と見込まれている。
◆大和ハウス工業
テキサス州の大手不動産会社リンカーン社と提携して、フォートワース市内で大規模な賃貸住宅事業に
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