アロハ〜、新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。さて、今回はハワイはオアフ島の不動産マーケットの昨年の動向と今年の展望についてレポートしたいと思います。
まず中古物件市場ですが、2018年も前年同様非常に活発に取引されました。オアフ島の中古物件成約数は前年の10,674件を若干下回る9,638件でした。そのうちワイキキの物件は1,198件で全体の12%を占めています。
今やブームになってしまった海外不動産の高速減価償却による節税目的による購入も引き続き堅調でした。これはハワイの築古RCコンドミニアムの中で建物価値が80-90%ある物件を購入し、減価償却による節税メリットを日本の申告で享受するというものです。
イリカイホテルが人気ですが、ここ数年で取引価格が非常に高騰しました。2013年頃まで20万ドル〜40万ドル(約2,200〜4,400万円)で取引されていましたが、現在のボリュームゾーンは70万〜80万ドル台となっており、数年で倍になってしまいました。
ちなみに今年の最高取引額は98万ドルでした。築53年の建物のわずか46uの部屋がゆうに1億円を超えるフェー
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