ダイビングのライセンス発行数が世界でトップクラスというタイのタオ島。ダイバーには聖地と呼ばれるこの島で2016年1月からコワーキングスペース「TAOHUB」を運営するオーナーのMOE(小川智恵)さんは、今度は2019年7月 から9月まで秋田に「TANEHUB」を臨床実験的にテストオープンしている。タイの離島と秋田、一見その距離に驚くが、そこにはコミュニティづくりという共通のポイントがあるという。
まず気になるユーザーだが、ウェブデザイナー、オンラインビジネスをしているフリーランサーたちもいるが、中には超大手企業に対してコンサルタントをしている人やなんとデンマークのディベロッパーがいたことも。世界中から澄んだ海を求めて世界中から人が集まる島は、インターナショナルなコミュニティが形成されていて過ごしやすい。
モエさん自身、2004年に初めてタオ島を訪れ、2011年にはウェブサイト制作やデザインの仕事などの請け負い仕事を持って移住。タイ人の友人が欧米人用に物件の買い付けや物件管理をしていて「アパート販売用のオフィスにデスクがあるから、店番を手伝って」と言われたのが事業を始めるきっかけ。
その後、2
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