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海外不動産ナナメ読み ニューヨーク 「ビリオネアが闊歩する街に手の届く物件はあるか?!」

都市計画・再開発/海外 ニュース

健美家不動産投資ニュース

タイムズスクエアのカウントダウンが全米に放送されるニューヨーク。年明けは、有名レストランのコースが格安で味わえるレストランウィークを含む『NYCウィンター・アウティング』(1月21日〜2月9日)もあり、ウィンターシーズンはちょっとお得に楽しめたりする。

ミッドタウンでひと際目立つエンパイアステートビルディング。1月に180億円をかけたという展示改装が完了。
ミッドタウンでひと際目立つエンパイアステートビルディング。1月に180億円をかけたという展示改装が完了。

アメリカで物価が一番高い都市(マーサー世界生計費調査)のニューヨークだが、ホテル代も割安な冬に訪れる機会があり、不動産事情はどうか?果たして手が届く物件があるのか?を、エンパイアステートビルディングの近くにオフィスを構えるボイラン和子さんに聞いた。

アメリカで30年、ニュ―ヨークに10年、不動産業務はハワイで始めてペンシルパニア、そしてニューヨークと通算で12年。不動産投資だけでなく、金融や企業買収も取り扱い、現地アメリカ人、日本人はじめその他の外国人顧客からの依頼も多い企業を経営するという方だが、とても気さくに取材に応じていただいた。

ミッドタウンに2019年10月新装オープンしたニューヨーク近代美術館MoMAの近くで和子さんに話を伺う。
ミッドタウンに2019年10月新装オープンしたニューヨーク近代美術館MoMAの近くで和子さんに話を伺う。

ずっと右肩上がりが続いて来たアメリカ経済。もういよいよ天井かと思ってこの1年も過ぎたという感じだが、アメリカ人はNYはステイタスと長期投資で考える人が多く、天井感で不動産取得へのモチベーションが落ちることはないのだという。

エンパイアステートビルディングからの眺望。右端の建設中のビルは、レジデンシャルビルディングとしては世界一の高さの「セントラル・パーク・タワー」。200億円のペントハウスはもう買い手がついたらしい。
エンパイアステートビルディングからの眺望。右端の建設中のビルは、レジデンシャルビルディングとしては世界一の高さの「セントラル・パーク・タワー」。200億円のペントハウスはもう買い手がついたらしい。

最近の事例として「12戸のブルックリンの一棟売りは6億円、CAP実質利回5.5%。利回りが低い?いやいやマンハッタンでは平均3%というところだという。

8%を超える利回りが出るのは、ハーレムだとか州外だとか。ニューヨークでは「ポートフォリオの中で資産価値のある不動産を長く持つものである」という考え方で、例えばセントラルパークの南側といった、いい場所の不動産にはビリオネア(10億ドルなので1000億円以上)通りなる名称までついている。

では、日本人の購入例は?と伺うと、1000スクエアフィート(90u)で1.6億円ちょっと。NYで不動産を購入しようとすると目安は2億円弱!

そもそもがNYのマンハッタンのコンドミニアムは、coopという共同購入方式が7割で、これはビルの共同経営者になるようなもので、株として持ち分のシェアを購入する。

個人で所有権を得るよりは割安だが、共同経営者になるわけなので、誰でも購入出来る訳ではなく、厳しい審査があるのだという。

購入は原則はニューヨークの居住者で、レンタルは出来る物件も少ない。物件自体は、共同経営の会社のものであり、居住権を持っているようなものなのだ(会社からのサブリース可能)

coop形式ではなく売り出されるコンドミニアム自体が貴重ともいえるのだが、この価格はさすがに敷居が高い。もう少し手の届きそうなとっておきは?という問いに、おすすめはちょっと郊外(といってもマンハッタンからは車で約30分)のウエストチェスター郡の閑静な住宅エリアで、新築戸建てが50万ドルぐらいから(5000万円〜8000万円程度)。

広さは2000スクエアフィートの戸建てからで、豪邸になると10000スクエアフィートなどで出ているという。学校区がよいこともあり弁護士や日本人駐在などの需要も高く、借り手がよいというのもおすすめのポイントとか。おお、だいぶ近づいて来た!と思ったのだが、固定資産税年間2万ドルは覚悟をしないといけない。

これまで築22年を経過した木造の建物は4年で減価償却できたことから節税効果が大きかったが、2020年税制改正大綱では「国外中古建物から生ずる不動産所得に損失があるときは、その損失のうち減価償却費に相当する部分の経費計上を認めない」とされた。

ただ、これは個人の不動産所得に係る損益通算の話、法人による不動産投資熱はまだまだ続くようで、問い合わせも結構あるという。

恐るべしニューヨークのポテンシャル。長期視点と不動産ポートフォリオのステイタスの高さに驚いたニューヨークであった。

取材協力/
Boylan Real Estate Group
ニューヨーク市観光局
文/小野アムスデン道子
経歴
元リクルート週刊住宅情報関西版編集長、月刊ハウジング編集長を経て、メディアファクトリーにて、世界的なガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集に携わったことから観光ジャーナリストに。東京とオレゴン州ポートランドのデュアルライフと世界中を巡る取材で旅を基軸にしたライフスタイルについて執筆。国内外で物件運用中。ownmedia【W LIFE】で40代からの豊かな暮らし方を発信。

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