京都市内では、インバンド需要を見込んだ宿泊業への投資が好調だ。これによって京都の不動産地図が少し変わってきている。JR「京都」駅周辺等の大阪/空港からのアクセスがしやすい場所の動きが活発化しているのだ。
ますは宿泊業に絡む動きを簡単に押さえておきたい。
宿泊業の中でも動く金額が大きいのはホテルだ。新規ホテルの開業発表は、来年度開業のものだけでもアパグループ(JR「京都」駅周辺/105室/2017年4月)、相鉄イン(JR「京都」駅周辺/144室/2017年春)、三井不動産グループ(京阪「祇園四条」駅周辺/163室/2017年秋)、サンケイビル(阪急「烏丸」駅周辺/153室/2017年11月)などがあげられる。近年に開業したものや計画中のものまで含めると、相当数の土地が新規取得され、建築や改装が行われている。
ホテルだけでなく、町家や既存の賃貸マンションをリノベーションしたゲストハウスの開業もある。こちらはホテル以上に件数
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