さる10月1日大津市のJR大津駅の駅ビルが、改修を終えて新たな商業施設「ビエラ大津」として開業した。同駅ビルは築41年で老朽化しており、JR西日本と市などが約8億円をかけ改修してきた。同駅周辺ではイベントが開かれ、初日から多くの市民や観光客でにぎわった。市街地活性化の起爆剤にと、期待が高まっている。
記念式典では、JRや行政、地元自治会の役員らがテープカット。JR西日本不動産開発の近藤隆士社長が「通りすがる駅だった大津駅を、人が集まる駅にする」とあいさつし、越直美市長も「駅から琵琶湖や街中へ、観光客が飛び出せる仕組みを充実させる」と話した。
注目は、キーテナントとなる「ザ・カレンダー」。カプセルホテルとレストランの複合施設だ。
レストラン部分は複数のスペースが混在する。屋外ガーデンテラスにある110席収容の「テラスレストラン&BBQ」、靴を脱いで上がる小上がりのリビング空間となる「マルチスペース」ゾーン、地元滋賀の野菜を使用した地産地消の料理を味わえる「レストラン&カフェ」。その他にもライブラリースペースの「ブックカフェ」、気軽に酒を飲める「バー&ブレックファーストダイニング」のコーナーなど、全部
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる