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駅存廃協議が難航、橿原市

都市計画・再開発/神戸・京都/関西 ニュース

近鉄橿原線「八木西口」駅の存廃の協議が難航している。

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「八木西口」駅は奈良県橿原市の中心部にある駅であり、橿原市役所の最寄駅(徒歩2分)だ。なぜそのような駅に、廃止の話があるのか?理由は橿原市による奈良県立医大周辺のまちづくり構想にある。

「八木西口」駅の南側約800メートルにある奈良県立医科大学付属病院。そこに近鉄橿原線「病院前新駅」の設置が計画されている。そこを中心に橿原市は「医大・付属病院を核とするキャンパスタウンの形成」を掲げており、新駅周辺に商業や福祉・文化ゾーンなどの設置を構想している。

また、同医大は2021年までに現在地の西約1キロに移転する予定で、アクセス道路となる市道の拡幅整備も計画されている。

それに伴い近鉄は「八木西口」駅の廃止を求めている。「八木西口」駅と北側の「大和八木」駅は約400メートルしか離れていない。さらに南側に新駅ができることで、1km強の距離に3駅存在することになる。南北両駅の距離が近いため廃止も可能、ということだ。

しかし「八木西口」駅は現在、医大付属病院、市役所、県立畝傍高校などを訪れる人が利用しており、重要伝統的建造物群保存地区の今井町への最寄り駅でもある。近隣住民の利便性なども鑑み、市は存続を希望している。

新駅設置のため2015年12月から始められている県、市、近鉄の3者協議において、八木西口駅の存続は「重要課題」として展開が注目されていたが、話し合いは平行線をたどっている状況とのこと(市関係者)で、1年以上も結論が出ないままとなっている。

もし「八木西口」駅が廃止されることになっても、周辺住民が交通便で極端に困ることはないであろう。しかし気の毒なのは駅前のホテルや商店主だ。駅前でなくなることの痛手は大きい。

かつて阪神本線に「西宮東口」駅という駅があった。約400メートルの距離にあった「西宮」駅に統合され2001年に廃止された。同駅北側にはJR「西宮」駅に向かって伸びる西宮東口商店街があるが、そん商店街は同駅廃止後、見事に廃れてしまった。廃止になった同駅周辺の住宅相場がそれほど変化がなかったことと比べると対照的だ。

同じ不動産投資でも、人の流れを読む必要がある分、住宅用不動産に比べて商業用不動産は難しい。

健美家編集部(協力:田中和彦)

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