至るところで再開発事業が進む神戸・三宮
建築家・坂茂氏がデザインした新たなランドマークが誕生
神戸阪急ビル東館やウォーターフロントエリア、東遊園地と数回にわたって紹介してきた神戸・三宮の再開発事業だが、これに加えて神戸市中央区役所や勤労会館が並ぶ雲井通5丁目・6丁目の区画も再開発が行われようとしている。
阪神淡路大震災から30年、2025年の開業をめざし、ここに復興を象徴する高層ツインタワーが建設。さらに、新たな中・長距離バスターミナルが整備される。
デザインは世界的な建築家・坂茂氏が担当。坂氏といえば、同震災時に火災で聖堂が全焼した「カトリックたかとり教会」(神戸市長田区)に、紙管を使って仮設集会所兼聖堂を建てたことで有名だ。
神戸のほか、宮城県やニュージーランドなど国内外問わず、建築を通じて震災の被災地支援を続けてきた建築家が手掛けるとあって、新たな神戸の顔となるツインタワーには大きな期待が寄せられている。
バスターミナルのほか、多彩な機能を備えた複合施設に
中央区役所や勤労会館はどこへ?
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